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お知らせ

医者が来なくなった村/評判はマネジメントせよ(1)

日本の広い範囲で雷を伴う局地的に激しい雨が降り、大気が不安定で竜巻にも注意が必要だとか。

先日の7月4日から5日には、午前6時までの24時間雨量は、九州北部と近畿150ミリ九州南部と中国120ミリ北陸と東北100ミリ

降水量の単位「ミリ」とは水深を表す「ミリメートル」のことはご存じの通りです。

気象庁によれば、

雨水が別の場所に流れず、蒸発せず、地面などにしみこまない状態でどのくらいの深さになるか

を表しています。

つまり、「1日で100ミリの降水量」というのは「1日で雨が水深10センチまで溜まる」という意味になります。

「たった10センチ」でも、道路や屋根の上などあらゆる場所に10センチ溜まって、その雨水が川にどっと流れるとどうなるか。

想像がつきますよね。

想像がつかないって!?

では例を!

1平方メートル(こたつ板1枚程度の広さ)に100ミリの雨が降った場合、水の量は、

な、な、なんと100リットル、重さにして約100kg!になります。

これが道路や屋根の上などあらゆる場所に・・・もういいか!?

急変する天候には十分気をつけましょう!

評判はマネジメントせよ

2011年末に発売された

「評判」はマネジメントせよ ダニエル・ディアマイアー著
www.amazon.co.jp/dp/4484111195

この本は読まれている方は多いのではないでしょうか。

それほど爆発的に売れたわけではありませんが、「評判」は、資産や人材、競争力や社会的責任と同様に、いやそれ以上に注意を払って管理しマネジメントすべき資源であると明確に述べた本です。

これから数年のちにはいずれ「評判」の管理が日本でも当たり前になっていくだろうと感じさせてくれる本ですよね。

この本の一番最初に書かれているのは、第16代米国大統領のエイブラハム・リンカーンのこの言葉です。

世論がついていれば、何事も失敗はしない。世論がついていなければ、何事も成功しない。したがって世論をまとめ上げる者は、法律を定めたり決定を宣言したりする者よりも達成が深くなる。

その上で、本書では、

評判のリスクが高まる現在の環境下での能力構築の遅れは、やがて評判の危機の増加に行き着くはずである。・・社会的認知を勝ち取る戦いに敗れれば深刻な代償が生じる。もっとも明白は代償は消費者の信頼低下である。

とさまざまな事例を挙げて述べています。

人材採用に多くの時間と費用を投入しているのと同じだけのコストを「評判の管理」に使う企業がこれからは生き残っていくということでしょうか。

「評判」は、人材、イノベーションなどと同様に注意を払うに値する「資産」です。

★ 今週のテーマ

人口2700人、高齢化率約45%の村の診療所に医師が定着しない・・・と話題になりました。

4年で4人もの医師が着任し辞めていったのは、「村の閉鎖性」「よそ者への陰湿ないじめ」が原因ではないかとの臆測も飛び交った。

「村民が医者をいじめている」とネットでは面白おかしくネタにしたことで、中傷メールやいたずら電話もかかるようになり、ネットによる風評被害によって、現在は医師の募集に支障をきたしているそうです。

待遇は年収2000万円、診療所のすぐ裏手に車庫付き一戸建て住宅があり、賃料は月額5000円。

それほど悪いと思われない待遇なのに、なぜ医者はいつかないのか?

この村、上小阿仁村村の村長の中田吉穂さんは、インタビューでこう答えています。

Q.ネットでの村についての記述が医師の募集に影響はありますか。

中田:(大きくため息をついて)あーあ、ありますね。

先生をさがして病院にいっても「上小阿仁村は大変ですね」と、まずそこからスタートですもん……。

あんなことばかり書かれたら、わざわざ「私が助けてあげましょう」と名乗りを上げてくれる先生なんかいないですよ。

ああいうネットの無責任な書き込みが、こういう無医村の医師募集の障害になっていることをわかってほしい。ネットの中傷とか変なメールとか、それが最先端の情報社会でやることなのかよ。

非常にお気の毒な感じがしますが、問題が大きく発展してしまうとスタート地点が大きく後退することを村長さんのお話は示しています。

なお、実際に上小阿仁村村を取材した上でのこの問題の本当の事情は以下が詳しい。

まさに「評判は管理せよ」ですね。

秋田県・上小阿仁村の”医者いじめ伝説”を追え!
news.nicovideo.jp/watch/nw478305

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