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お知らせ

死の商人から科学の奇跡へ/レピュテーション・マネジメント その3

今年の残すところあと3ヶ月。早いですね。

先週末には北海道で初霜が観測されたそうですが、9月に初霜が観測されるのは2009年以来4年ぶりとか・・・

気温もグッと下がって、私達の身体がこの朝夕と昼間の気温差に適応できるかどうかですね。

1年で一番気温差があるこの時期、かつだんだん寒くなっていくこの時期に体調が整えら適応できるならば、来年までもう1年、身体は大丈夫!そう考えてもいいのではないでしょうかね。

これから紅葉も見られるようになりますので、ちょっと山に行くのもお勧めです。

約150箇所の紅葉スポットは、色づき情報を掲載、毎週1回更新!

2013全国紅葉最前線
kouyou.nihon-kankou.or.jp/

コーポレート・マネージメント その3

2005年に発売されたロナルド・オルソップ著
レピュテーション マネジメント
tinyurl.com/mlaf8ln

この著書のポイントを私なりにまとめてお届けします。

この本の2番めに出てくる法則は「法則2 己を知る レピュテーション・リサーチ」

オルソップ氏は

トラブルが発生したときしか評判の評価をしない企業が多すぎる

と指摘し、「己を知る」ためにも定期的に評判の評価をすることを推奨し、

コンサルティング会社の担当者のコメント

・・・一貫した方法で長期的に評判の評価を行わないとレピュテーション・マネジメントの真価は発揮されない

を紹介しています。

じゃあ、どう評判を評価するのか?

オルソップ氏自身がこう書いています。

たしかに、評判の追跡調査から管理まで、企業の評判を評価するには、多くの方法がある。

そのプロセスはけっして科学的というほどではないが、多くの評価法は、評判を築いているさまざまな要因に幅広く対応しているものだ。

どんな方法でもいいと言っているような感じですね・・・

その代わり、定期的に評判の評価をしろという解釈もできます。

要は「我が社の評判を気にするかどうか」この1点にかかっているようにも思われます。

現在発売されている「評判」に関する書籍で掲載されている事例の企業はいずれも大企業というより巨大企業がほとんで、本書の法則2で紹介されているのも、デュポン社やAT&T社など世界的な企業ばかり。

よって、私たちが評判管理の話をすると

「ウチは関係ない」

という反応が返ってくる場合がほとんどです。

ただこれだけネットが普及し、電車に乗ればみんながスマホを見ている現況からいえば、どんな規模の企業でも、「定期的に」ネットを検索してみるだけでも意味がある。

そこに出てくる「我が社」の現れ方は定期観測する価値があると思います、「己を知る」ために。。

前回の法則1でも紹介した

レピュテーション・マネジメントには勇気はあまり必要ではない。求められるのは払うべき注意を払うことである。

自社の社員では気づかないこともあるので、外部の評価も聞いてみる。

定期的なネット調査、検索結果調査により、「我が社」がより真剣に取り組むべき課題も見えてくる。

勇気はいらない。注意を払うだけでいいのです。

早く「注意を払い始めた」組織には調査の、独自のノウハウが蓄積されますから。

御社は「己を知って」いますか?

★ 今週のテーマ 「死の商人から科学の奇跡へ」

先に書いたオルソップ著「レピュテーション マネジメント」の「法則2 己を知る レピュテーション・リサーチ」で紹介されている企業の1つにデュポン社があります。

ご存知のようにデュポン社はフランスから移住してきた創業者のデュポン氏が火薬の製造を始めたことが発祥。

第一次世界大戦では、軍需品の販売で膨大な利益を上げたことから「戦時中に暴利をむさぼった」死の商人というレッテルが貼られました。

デュポン社に好感を抱いているアメリカ国民は全体の半分にも満たないなか、爆薬以外の不凍液やセロファン、カーワックスといった製品のCM、ラジオ番組のスポンサーになるなど大金を投入して、1950年代半ばには5人中4人がデュポン社に好感を持っているという調査結果が出るまでになりました。

1970年代になって環境保護運動が高まると、化学メーカーデュポン社による汚染に目が向けられる。環境を汚染している企業として真っ先にヤリ玉に上がったのです。

さらに1990年半ばには「象牙の塔に住むお高くとまった集団」という調査結果が出たことから、プラスチックの橋の開発や歯磨き粉の改良にまつわる科学者一人ひとりのエピソード紹介し人間らしさをアピールするキャンペーンを行った。

そして、現在の広告スローガンは

「ミラクル・オブ・サイエンス(科学の奇跡)」

こうした努力の結果、デュポン社はアメリカの60%近くの消費者と企業幹部のおよそ4人に3人がデュポン社に好感を持っているという調査結果が出ているそうです。

デュポン社が1990年半ばに行った商品開発にまつわる科学者一人ひとりのエピソード紹介し人間らしさをアピールするキャンペーン、これは今、日本でもよく見られるようになりましたよね。

いくつかありますが、皆さんがよく知っているものの1つはCMの中に「専科プロジェクト開発チーム」として開発者が登場する「うるおいリング」のCM。

CMギャラリー「うるおいリング」
www.hada-senka.com/cm/

スキンケアの研究者で『専科』の開発者 株式会社資生堂 渡邊裕子さん
wedge.ismedia.jp/articles/-/1916

「専科」CMでキレイと話題の研究員
jisin.jp/news/2558/4955/

2008年にスタートした『専科』プロジェクトはこれまでと違い、マーケティングや宣伝など各分野の担当者がチームを組み、一から商品を開発するもの。・・・「『専科』はまったく新しいブランド。どうすればお客さまに手に取っていただけるか、ブランドのコンセプトを知っていただけるか、チームのみんなで悩みました。

そこで最終的に『誠心誠意、商品を作った実際の研究員がCMでその思いを伝えれば、信頼を抱いていただけるんじゃないか』という話になったんです」

これは私自身がイメージすることですが、素人がCMに登場することで素朴な感じと安心安全なアピールは十分すぎるほど伝わってきたという印象でした。

タレントに数千万円かけてやってもらうより費用対効果も含めて良かったのではないでしょうかね。

もう1つ、「人間らしさをアピール」となっていて、好感度を上げていると私自身が判断している思われるCMがこれです。

【動画】清水建設 
「子どもたちに誇れるしごとを。」

CMソング『いつか きっと』 歌詞と楽譜
www.shimz.co.jp/about/activity/ad_lyrics.html

作詞は「作詞 斉藤哲雄・シミズ社員とその家族」となっています。

評判を気にしている企業でないと作れないCMですよね。

ザッとですがツイッターで清水建設のCMの声を拾ってみると

@AzuNock
清水建設のCM歌が好きすぎて辛い。仕事中も頭の中でガンガン鳴っててテンション上がりっ放し。モノづくりしたひ。


@g9yukichi
清水建設のCMもなんかいいなあ


@wakapon_f
清水建設のCM大好きです(´ω`)


@y_aoino
ほんとにほんとーにでっきるーよね!の清水建設のCMもすき。

CMを放映するのは、一部の企業ですが、今はネットがあります。

自社のホームページの作り方だって、考えようがあるし、掲載する内容だって考えようがある。

問題は「自社の評判が気になるか?」そして、「その評判を定期的に観測する気があるか?」ではないでしょうかね。

皆さんの率直な意見をお聞かせください。


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