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お知らせ

コーポレート・レピュテーション その57

本州の桜をきれいに落とした寒い雨が通り過ぎたら、すっかり暑くなっちゃって春ですね。

とはいえ、北海道帯広市で4月27日正午過ぎ、今年初めて気温が30℃を超えて真夏日となったそうで、北海道で4月に真夏日となったのは1998年以来17年ぶり、統計史上2度目だとか。

もう夏じゃないかって!感じですね。

まだまだ昼と夜の温度差もあるようですから体調管理には十分気をつけましょう!

コーポレート・レピュテーション その57

先日、とある場所で勉強会に参加してきました。

そこで1時間ほどお時間をいただきまして、

「気にするな!」ではすまされない、インターネット風評被害の現状と対策

というテーマでお話しさせていただきました。

今回はその勉強会の際に、私がお話をさせていただく前にいくつかした質問について触れてみます。

1、ホームページを持っているか?
2、ネットを日常的に使うか?
3、ネットで情報発信をしているか?
4、会社にネットに関するルールがあるか?
5、会社でアルバイトや派遣社員を使っているか?
6、自社の評判を検索したことがあるか?

などです。

もちろん、皆さん自社のホームページは持っていらっしゃって、ネットは日常的に使用するとい
うお答えでした。

ネットでの情報発信は約半数、ネットに関するルールはあるという方はわずかでした。

また評判や風評被害で端緒になりやすいアルバイトや派遣社員は多くの会社が雇用関係にあるということでした。

そして、最後の「自社の評判を検索したことがあるか?」これは私が思っている以上に少なかったです。わずかの方が挙手されただけでした。

「自社の評判はどうなのか?」こんなことを考えないでよいのは、ある意味では幸せなことでもあると思います。

居心地が良くて満足度が高ければ、「自社の評判はどうなのか?」なんて考える余地はないですから。

ただ、実際の評判が良ければそれでよいですが、そうでない場合だってあるということです。

評判が良くても悪くても、自社の評判については関心を持ち続けていただければと思います。勉強会で訴えたかったテーマの1つです。

会社の評判は

■採用・人材への悪影響
■信用力の低下
■売上の低下、業績悪化

に直結するからです。また、手を打つのが遅れると、解決はできるとしても、結構な時間、余計ながかかってしまうからです。

早めに、かつ適正に対処すれば、落ち着くものも、放置されて時間が経過すれば、その書かれた内容が事実であれ事実でないであれ、ネット上にはその「噂」は根が生えて芽が出て葉をつけ花が咲くからです。

花が終わったら、それでもまだ放置していれば実も付ける。その実も放置すれば腐り、腐敗臭を放つことになります。

誰も訪れないないような山の中で腐敗臭を放っているのであれば問題はありません。

しかし、それら芽が出て、葉をつけ、花をつけ、実をつける「会社の評判」は誰もが目にする、多くの人が通りかかる、大げさに言えば世界中の監視下にある中で腐敗臭を放つのです。

運よくその腐敗臭に気づかれなければ助かります。しかし運が悪ければ・・・

組織の構成員が日々汗を流し、積み上げてきたものがどの会社にもあるはずです。それを一瞬で粉々にしてしまうものはできるだけ放置しないで処置しましょう。

これが私たちが創業以来皆さんに訴え続けていることです。

その第一歩が自社の評判については関心を持つなんですよね。

勉強会で私がお話しする前に参加者の皆さんへの質問とともに取り上げたのが新聞でした。

取り上げた新聞は解くん勉強会のテーマとして選んだものではなく、前日の朝日新聞に掲載されていたものをピックアップしたものでした。

その時に紹介した見出しをちょっと挙げてみると、

ブラックバイト横行 学生の知識不足悪用


パナソニックの追い出し部屋消えた

など探さなくても目の前にある新聞記事にこうした大きく「会社の評判」にくくられる記事が毎日のように出ています。

この日の勉強会のテーマ以外にも当日の新聞には

新聞投稿 心の鉱脈 掘り起こそう

という記事もありました。

新聞への投稿に関する特集記事ですが、投稿する際に

他者が興味を持てる題材を


書くことを絞って

と勧めている以外にも、投稿者の声として

24年間書いては励まされ


私の言葉 社会とつながる


育児中 スマホに心開放

と見出しにありました。

これは若者だけじゃなく、老若男女が情報発信を欲している1つの表れの記事ではないでしょうかね。

みんな、なにがしかの形での情報発信を欲している。そこにツールとしてのツイッターだとかフェイスブックだとかのSNSメディアがある。

1つこれらSNSが新聞の投稿と違うのは、新聞には検閲といったら少し言い過ぎですが、編集部によるフィルターを通る過程があります。

「○○さんは腹が立つからぶっ殺す!」

なんて投稿はもちろん新聞投稿には採用されず、紙面には乗りません。

しかし、ネットではその心で思っていたこと、または思って誰かに言ったけれど「そんなこと言わないほうがいいよ」って止められたことなどが何の検閲も受けずにダイレクトに情報発信できます。

そこが今問題になっている点の1つですよね。

言っている本人は内輪で、仲間内で言っているつもりでも、その情報発信は大げさに言えば全世界への発信となっている。

その内と外の区別がまだ若い人を中心にうまく処理されていないというのが近年大きく報道されたツイッターやフェイスブックに端を発するさまざまな事件でしょう。

また、同じ日の朝日新聞には、この内と外の区別や判断が覚束ない若者の気質に関する記事もありました。

ネット動画 若者に浸透 15歳から19歳、1日平均視聴77分


動画投稿 青春見つけた

テレビや新聞の衰退が言われて久しいのですが、これはまだその始まりに過ぎないってことが記事からもわかります。

スマホの代金を払い、スマホでゲームや動画を見て、1日の時間の多くを過ごす。それはこれから拡大することはあっても縮小することはないでしょう。

加えて、記事には

親も一緒に入社式・・・って時代の流れなの?

というのもあって、現代の若者気質に通ずる記事も掲載されていました。

こうした新聞を読みながら、もし自社のネットでの評判に関心がないというのは、それは新聞をただ読んでいるだけで、決してビジネスにはつながっていないことを示すのではないか。

そんなふうにも思います。

時代も若者も大いに変化しています。当然ながら組織も構成する人が変化しているなら変化せざるを得ません。

いや、変わらなければつぶれるというよりは、問題が明らかになって衰退していく・・・というのが正しい言い方なのかもしれません。

ある種のフィルターを持って情報発信されていた時代が終わりを告げ、自らの判断でいつでもどこでも情報発信が可能な時代になりました。

それにより今までになかったスターが若者の中から生まれてきています。

その象徴が

ネット動画 若者に浸透 15歳から19歳、1日平均視聴77分


動画投稿 青春見つけた

であり、これからも新しいスターが思わぬところから出てくるはずです。

そして、この現象は若者だけでなく、またスターでなくても、老若男女が「他者が興味を持てる題材」を工夫し、「育児中」でも「スマホ」を使って「心を開放」し、「私の言葉」が「社会とつながる」と実感できるツールをすでに手にしたのです。

スマホを手に社会とつながったと実感しながら、情報発信を続けていくと、より「他者が興味を持てる題材」への先鋭化は進むでしょう。

そこに問題も起きてくるでしょう。

ネット社会に対する国民が望む法整備等の完成にはまだ10年20年はかかります。

その間、法整備が整っていない中で、私たちはどうネット社会と付き合い、どう利用し、どう被害を防ぐかは喫緊の課題といえましょう。

そういう意味で最初に掲げた私からの質問

1、ホームページを持っているか?
2、ネットを日常的に使うか?
3、ネットで情報発信をしているか?
4、会社にネットに関するルールがあるか?
5、会社でアルバイトや派遣社員を使っているか?
6、自社の評判を検索したことがあるか?

に対する皆さんの答えは皆さんのネット社会への現在の準備と心構えを写しだす鏡となり得ると思っています。

あとはそれを自問自答するかどうか。

多くの方はそれでもされません。

そして、自問自答しない方が属する組織がこれから問題や事件を起こし、それによって社会のネット社会に対するコンセンサスや法整備も進んでいくでしょう。

皆さんの組織がそんな屍の1つとならずに賢く対応されることを強く強く希望いたします。

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