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お知らせ

コーポレート・レピュテーション その58

第18回統一地方選挙が終了しました。

無投票の選挙区も多数あったことはすでにここで触れたことがありますが、予想通りの低投票率となったようです。

年々下がる投票率はいまは50%を切るレベル。

統一地方選挙の投票率推移
www.akaruisenkyo.or.jp/070various/073chihou/

「国民の権利の放棄だ」という批判の声も高まっていますが、今後投票率が上がる見込みはほぼないでしょう。

その大きな要因は候補者ですね。特に県会議員、市会議員の候補者のレベルは年々下がっている印象です。国会議員のレベルも高くはないけれど。

全国をザックリ見て市会議員では当然が2,000票がラインってところでしょうか。

2,000票投票してもらうのは実はなかなか大変である程度の準備も覚悟も必要です。

歌手の浜崎あゆみさんの元カレである内山麿我氏が今般の統一地方選挙で渋谷区議会議員選挙に立候補しましたが落選。

彼への投票数は・・・

2015-04-28 選挙終えて、皆様へ
ameblo.jp/maro-allok/entry-12019939296.html

私、内山麿我、得票数229票、落選でした。

候補者50人中、下から3番目です。 

なーんにも考えずに立候補すれば、だいたいこういう数値が出ます。

ある程度の準備も覚悟さえないとこうなっちゃう。その「ある程度の準備と覚悟」もさほど高い壁ではありません。

しかし、彼がある意味で特異なのは・・・
ameblo.jp/maro-allok/entry-12019939296.html

正直当選するつもりでした。

皆、そうなのかも知れない。

仲間の報告に、どこかドッキリで実は受かってましたー!って

なるんだろ?って思ってました。

なりゃしませんでした。

と書いていらっしゃいます。

なるわけないだろ!と私なんかは思いますし、それほど簡単ではないはずなんだけど・・・

こういう現状が地方政治を舐めているという嘆きにもつながり、その程度かよという慨嘆にもつながって投票率はますますは下がる。

しかし、彼はメゲません!
ameblo.jp/maro-allok/entry-12019939296.html

俺は次の参議院選挙ってやつに目を向けたいんだ。

今回の反省点を生かし、それでも感じた事を無駄にしないために。

今回の地方選挙ってやつより大きな選挙。

「国」ってのが関わってくる。

いわゆる「政治家」って言われる人が集まる所だ。



日本の政治はなんだかとても弱っちぃです。

世界の政治は知らないし、弱くないのかも知れない。

ただ、投票に行く有権者向けの言葉しか発さない政治家達に

真の改革なんて出来やしないと俺は思います。

と。

もちろん出るのは自由だし、その権利も有していますが。

でも、内山さんはたぶん選挙における供託金について知らないんだと思います。

選挙における供託金は、候補者が公職選挙に出馬する際、国によっては選挙管理委員会等に対して寄託することが定められている場合に納める金銭もしくは債券などのこと。

当選もしくは一定以上の結果を残した場合には供託金はすべて返還されるが、有効投票総数に対して一定票(供託金没収点)に達しない場合は没収されます。

参議院における選挙区の供託金は300万円、比例代表なら600万円です。

参議院選挙区の供託金300万円の供託金没収点は「有効得票総数÷議員定数÷8」、少しわかりにくいと思うのでこの供託金没収点を衆議院小選挙区選出議員の選挙で例えれば「有効投票総数の10分の1」以下になると供託金は没収されます。

渋谷区議会議員選挙で「得票数229票」であれば、何年準備しても、参議院選挙でも供託金没収は確実です。

こうしたことをさまざまなところでいちいち感じさせたのが今回の統一地方選挙でした。

なので、次回以降の統一地方選挙の投票率はさらに下がるのは確定した・・・と断言します。

コーポレート・レピュテーション その58

ここ最近何回かここで取り上げたIPA【独立行政法人情報処理推進機構】が「 ゴールデンウィーク(GW)の行楽写真を投稿する際はご注意を 」という呼びかけを行っています。

「ゴールデンウィーク(GW)の行楽写真を投稿する際はご注意を」
~ブログやSNSに投稿した写真からプライバシー漏洩の可能性~
www.ipa.go.jp/files/000045505.pdf

組織の構成員及び社員への注意喚起にもちょうどいいので、今回はここでの呼びかけの内容に触れてみます。

「ゴールデンウィーク(GW)の行楽写真を投稿する際はご注意を」
www.ipa.go.jp/files/000045505.pdf

IPAが実施した「2014年度 情報セキュリティの倫理に対する意識調査」では、

■「友人と一緒に写った写真を勝手に自分のブログに貼り付けて公開した」という行為を問題であると回答した人は29.7%

この結果から、7割以上が他人の写った写真をインターネット上に公開することに対して、問題意識を持っていないと言えます。

ものすごい数値ですよね。

特にGW中、もしくはGW後には、自分と誰かほかの人が写った写真がSNSで飛び交うことでしょう。

そして、そこでは知らないうちにあなたの写真も登場していることになります。

IPAでは、

他人の写った写真の公開に対する意識には個人差があり、その配慮はまだ十分に行き渡っていないと言えます。

と指摘しています。

こうした他人の写真の公開はたいていの場合、ほとんど問題になりません。確率としても1%を切る確率でしょう。

しかし・・なのです。

もし、その宝くじ並みの確率であるパーセンテージに該当したときにSNSにばら撒かれているあなたの写真がダメージを残します。

そこをどう捉えるかですね。

ほとんどの方が気にしないし、「なにか問題あるの?」という認識ですから。

これは個人だけの問題ではなく、法人や組織としても考えておくべきことです。

2013年1月から改正著作権法が全面施行されたことはご存じでしょう。

その中の1つがいわゆる「写り込み」に関する規定です。

最近のテレビなんかではタレントが街中を歩いたり紹介したりしたときに出演しているタレント以外の通行人にはたいていモザイクがかかっていますよね。

所轄官庁である文化庁は、改正著作権法に写真やビデオ撮影の際に背景に著作物が写り込んだ場合、著作権侵害に当たらないとする規定などを盛り込んでいます。

こうしたいわゆる「写り込み」は従来は著作権侵害に問われる恐れがありましたが、2013年1月以降の改正著作権法によって著作権の侵害行為に当たらなくなることが明確化されました。

ただし、「写り込み」はあくまでも「軽微な構成部分となるものに限る」とあって、どの程度が「軽微な構成部分」であるか否かは個別の事案に応じて判断されます。

よって多くのテレビ番組などでは街中での撮影では出演者以外などにモザイクをかけてあらかじめ対処しているのでしょう。

いわゆる「写り込み」等に係る規定の整備について(解説資料)
(第30条の2,第30条の3,第30条の4及び第47条の9関係)
www.bunka.go.jp/chosakuken/utsurikomi.html

このようにコンプライアンスが厳しく問われるテレビ業界などでまずはじめに取り組みが始まり、以下順々に世の中に降りてくるといえます。

つまり、一般の人々は最後の最後に誰かが血祭りに上がって検挙されたり、問題視されて初めてこれらの問題が浸透していくというわけです。

このメルマガの読者の方にはそれに先駆けて準備と覚悟を持って対処をしていただきたいと願います。

「ゴールデンウィーク(GW)の行楽写真を投稿する際はご注意を」の話でした。

この中でIPAは以下の点を指摘しています。
www.ipa.go.jp/files/000045505.pdf

(1)あなたの投稿した写真から撮影場所が特定されることも

デジタルカメラで写真を撮影した際、Exif(イグジフ)という撮影日時や撮影機器のモデル名、カメラの設定、GPS情報などの様々な情報が付加されます。

もしExifのGPS情報が付加されたままの写真を投稿すると、そこに写っている内容に関わらず閲覧者は撮影場所がどこであるのかを知ることが可能です。

例えば、子供の入学式に学校で撮影したランドセル姿の写真の場合、学校名(場所)が、自宅で撮影した料理の写真の場合、自宅の住所が閲覧者にわかってしまう可能性があります。

あなたの位置情報が把握されるわけですね。これらは設定次第でいかようにもできるものですが、その設定すら知らないという場合がほとんどです。

また、普段の写真の位置情報から自宅が特定された場合、旅行に行っているなどの情報がSNSなどに掲載されれば、空き巣に入られるという実際の犯罪につながる事例も増えています。

知り合いに自分たちの情報を知らせたいという純粋な思いが全国の邪な考えを持つ輩にも平等に届いています。そのことを社員に注意喚起することが求められます。

もう1つは

(2)不用意な写真の投稿でトラブルに発展することも

例えば、投稿内容によっては撮影日時や場所が特定できてしまうため、本人の許可なく写真を公開することで一緒に写っている人に不都合が生じる可能性があり、内容や状況などによってはプライバシーや肖像権の侵害などといったトラブルに発展する恐れもあります。

また公共の場所で撮影した場合、背景などにその場所に居合わせた人の様子や絵画、ポスターといった著作物などが写り込むことがあります。

この場合も、その内容や状況などによってはプライバシーや肖像権、著作権の侵害などのトラブルに発展する可能性もあり注意が必要です。

面倒な世の中になったものですが、これらに意識が向くのは分別がある人だけで、世間にこうした意識が浸透するのはもう少し先になります。

その間にすでに触れたように誰かが血祭りに上がって検挙されたり、問題視されてこれらの問題が世間の人に共有される。その点について組織は構成員に対して責任を持って教育と示唆を与えたいものです。

これらの問題点を踏まえてIPAは「思わぬトラブルを防ぐために」と題して以下の点を推奨しています。

(3)思わぬトラブルを防ぐために

ブログやSNSに写真を投稿する前に、次のような対処を推奨します。

■投稿時にはExifのGPS情報の有無を確認すること
撮影するカメラのGPS機能の有無を確認してください。GPS機能が有効である場合は写真にGPS情報が付加されますので、利用する端末に適したアプリやツールを使い、公開する写真に付加されたExifのGPS情報を削除してください。

■一緒に写っている人には事前に投稿への許可を得ること
写真を投稿することでプライバシーや肖像権の侵害とならないよう、一緒に写っている人には写真の撮影だけでなく、投稿することについても差し支えがないかを事前に了承を得てください。

■公開する必要のない写り込みは特定できないように加工をすること
被写体の背景に写り込んでしまった人物、書類、著作物などが公開されることによる影響の有無を熟慮してください。

懸念がある場合は、トリミングを行う、画像をぼかす、拡大しても識別できないレベルの解像度に変更するなど、対象を特定できないよう加工を行ってください。

ブログやSNSに公開する写真は、つい中心となる被写体だけに囚われがちです。しかし、写真に写っている内容や付加されている情報すべてに目を向けて、誰に見られても問題がないよう、投稿前に確認し、必要な処理を行ってください。

ブログやSNSに公開する写真は、被写体だけに気が払われがちですが、IPAが指摘するように

写真に写っている内容や付加されている情報すべてに目を向けて、誰に見られても問題がないよう

加工処理して公開することが望ましいでしょう。

せっかくの楽しいGWが暗黒の休暇とならないようにしたいものです。

それにはちょっとした準備と覚悟さえあればいいのですから。

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