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自社の評判を知るエゴサーチの方法と注意点

Wikidataによれば、商用のインターネット利用は【概ね1980年代後半に入ってから・・・1990年代末期までは・・大半は低速なダイヤルアップ接続で、・・・爆発的に普及しはじめたのは2000年になってから】とあります。そして現在2015年はスマホの普及により国民一人に端末2台に達する時代となりました。新聞の購読率は下がり、新聞を読んでいるのは高齢者が中心で、ニュースもテレビもスマホで、テレビ見ながらスマホでネット、公衆電話は見かけなくなり、家庭の固定電話は減少、電話そのものをかけないという世代も出現する時代が来ました。

なんでもネットを見れば調べものも、情報も質問でさえ答えてくれるネットは便利で重宝しますが、その一方でテレビや新聞のようなテレビ局や新聞社が独自にニーズに基づいて切り取った情報を見るという受動的な要素が少なくなった分、それぞれが自分に必要な情報だけに接するようになり、受け入れるつもりのない情報や違和感を覚える情報はスルーしていく傾向も顕著に見られるようになりました。

特徴的なのは、さまざまな情報を見る以外に、インターネット上で、自分の名前や運営しているサイトおよびブログを検索して自分自身または自社のの評価を確認する行為もここ数年頻繁に行われるようになったことです。エゴサーチと呼ばれるものです。

エゴ・サーチは、自社や自分自身の評判がいかなるものかを検索するともに、個人情報の流出がないかどうかを調べることも含まれ、ポジティブとネガティブの感情が入り混じった行為であると言えます。ただスマホなどの端末を一人が2台以上持ち、気軽に情報発信できる時代にはエゴ・サーチをして自分の身を守る、評判を守る行為を非難できません。

エゴサーチせざるを得ない企業

エゴ・サーチという行為が世間に認知され始めたのは2012年後半くらいでしょうか。週刊ポスト2012年10月26日号で「ネットの書き込みは8割が悪口 エゴサーチやめるのが吉の声」という記事が掲載されました。題名を見てもらえばわかる通り、誹謗中傷や非難の嵐なのでエゴ・サーチをしていると具合が悪くなるからしないほうがいいよという内容の記事でした。この記事が出る少し前には通販サイト「ZOZOタウン」を運営するスタートトゥデイの社長がTwitterでの購入者の発言に激怒して激しいやり取りをしたのは記憶に新しいところです。

ゾゾタウン社長「感謝のない奴は二度と注文しなくていい」
matome.naver.jp/odai/2135076054844941501

こんなふうに過去のネット上のやり取りもすぐにまとめサイトなどで見やすく提供されるのも最近の傾向ですね。

これらが2012年の出来事ですから、あれから3年、誹謗中傷や根拠のない言いがかりや「お客様は神様である」とするある種の思い上がりから企業を叩く行為はネット上でのやり取りで是正されることも多くなりました。いまだに根拠不明の誹謗中傷は後を絶ちませんが、消費者や利用者が知恵をつけ、暗黙のネットルールもできあがりつつあるように思います。

結局、激しい言葉や憎悪の言葉で罵った者は退場を余儀なくされたり、それが企業であれば謝罪を強いられたりという形に集約しつつあります。正しいか正しくないかに限らず、言葉遣いは大事にされなければならないという「お約束」も徐々にではありますが傾向として出てきているようです。

80歳を前にしてツイッターに参戦し、そのつぶやきが本にもなった劇作家の小池一夫さんは某日、以下のようにつぶやいておられました。

このような良識派による「ネット上のマナー教育」が現在進行中で、あと5年もすればネットでの発言についても成熟さを見せていくのではないかと見ております。

しかし、誹謗中傷や根拠のない噂は金輪際ゼロにはなりません。遅れてきたネット民による無差別爆撃はあるでしょうし、退場を命じられても何度も性懲りもなく表れるものもわずかでも残るでしょう。ただ良識派が多数を占めてネット民が成熟さを見せ始めたとき、実は今回取り上げているエゴ・サーチが力を発揮し始めると私は考えています。良識派が多数を占めるネット社会に良識派による書き込みや非難が掲載され始めたとき、組織の評判は一気に傷つきます。

販売やサービスなど世の中に存在する商材に関わる者は、「ネット上のマナー教育」が進み、良識派が多数を占めるこの5年の間にエゴ・サーチを試み、さまざまなネット上の声に耳を傾けなくてはならなくなるでしょう。マナーよく鋭い意見が掲載され始めることでその批判や意見は組織の弱点や問題点を素直にしてくれる要素を含むようになると思うからです。

すでに就職試験においては、採用側が応募者の名前を検索するのは当たり前になってきましたし、SNSの爆発的な拡大でネット上での評判や噂は気にしたくなくても気にせざるを得ない状況になっています。これはすでに書いたようにネット上のマナーや言葉遣いが良識派に占められるようになるこの5年の間に、この傾向はより強くなる。良識派が多く占めるネット市場での声に耳を傾ける必要のない企業はどこにもないということです。

エゴサーチのやり方

先に示した調査では約半数の企業が組織的なエゴ・サーチをしていないという結果を示していましたが、今のうちに実際に個人でやってみてはいかがでしょうか。

所属する組織についてのエゴ・サーチでなくてもかまいません。あなた自身の名前で検索してみましょう。検索結果が出ないかたもりうでしょうし、多くの検索結果が出る方もいるでしょう。これは主に情報発信の量に関わってきますが、身近な自分自身の名前でエゴ・サーチをすることでエゴ・サーチの理解も深まるでしょう。

以下に代表的なものをピックアップして紹介します。もちろんご自身でネットでエゴ・サーチの方法を探しても良いでしょう。「エゴ・サーチ 方法」などで検索すればたくさん出てきますので。

当社のサイトを例にエゴ・サーチをやってみましょう。
www.soluna.co.jp/

Googleの場合

Googleの検索窓に

【検索するキーワード】-site:【検索するサイトのURL】

を入力して検索

当社で行うとするとこうなります。

「ソルナ株式会社-site:soluna.co.jp」

真ん中の【-site:】をはさんで検索するサイトのURLを前後に入れるだけです。ドメインを指定することで自分のサイトやブログは除外されます。

Twitterの場合

Twitterの検索窓に

【検索するキーワード】

と入力して検索する。これだけです。

Yahooのリアルタイム検索

Yahooのリアルタイム検索はこちら

Facebookの反応を検索できる機能もありますので自社サイトやご自身のサイトのエゴ・サーチをやってみてください。

もしかしたらガッツリ凹んでしまう結果が出るかもしれません。無視するのも良し、耳を傾けてみるのも良し。口汚い調子で罵っている礼儀知らずは誰なのかを調査するのも良し。誠実な貴重な批判をありがたく頂戴して改善に生かすも良し。まだ成熟していないネット市場ですけれど、3年もすれば、みんなが当たり前にエゴ・サーチをせざるを得ない時代がやってきます。今は試運転、予行演習の期間ですから。

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