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お知らせ

PR動画の炎上からみる動画の影響力

雑誌やテレビなどで特集され、注目が高まり続けている「ふるさと納税」。

全国各地の自治体では、わが町のふるさと納税に注目してもらおうと様々な方法で宣伝、PRしています。

そんな中、鹿児島県志布志市の制作したふるさと納税PR動画が炎上する騒ぎとなってしまいました。

炎上の経緯

平成28年9月、鹿児島県志布志市では養殖ウナギの生産が盛んで、この養殖ウナギを「プールで泳ぐ少女」に擬人化し、PRする動画を制作、公開しました。

志布志市では、天然の水と、十分な栄養、そしてストレスのかからない贅沢な環境で大切にウナギを育てている、ということをアピールしたいという狙いでした。

しかし、この動画の公開直後から、「少女誘拐監禁事件を連想させる」や「共食いを連想して気分が悪い」といった非常にネガティブなコメントが多数寄せられ、さらに各メディアにこのコメントと共に動画が紹介されると、拡散され炎上してしまいました。

そして結果、志布志市は多数の厳しい意見を受け、動画公開からたった5日で配信を停止する事態となってしまいました。

PR動画の成功例

志布志市のウナギ少女動画は多くの批判を浴びましたが、この炎上騒動は逆に動画の持つ影響力の大きさを表したともいえるでしょう。

実はPR動画で成功している地方自治体も多くあります。

茨城県古河市では、市のネガティブなイメージを逆に前面に出すことによってSNSで話題になりました。

また、豊富な温泉地に外国人観光客を呼び込むためにプロのシンクロチームを起用し町の温泉地で撮影した大分県の動画は、分かりやすく、ユニークな内容で、動画サイトでは60万回以上再生されています。

また、佐賀県佐賀市では、地元の食べ物であり、とてもインパクトある見た目の「ワラスボ」をPRする動画を制作したところ、まるで映画の予告編のようなインパクトのある内容で、なんと世界的な広告祭で賞を獲得し、SNSや様々なメディアに取り上げられたことで、約200万円の製作費ながら、1億円を超える広告効果という大成功の事例もあります。

やはり文章や写真だけに比べ、動画には圧倒的な伝わりやすさがあります。

さらにパソコンはもちろん、タブレット端末やスマホで、どこにいても気軽に動画を閲覧できる環境が整い、動画はとても身近になりました。

企業や地方自治体のPRに動画が制作される流れは今後さらに大きくなるでしょう。

それは少ない予算であっても、内容を工夫することで、とても大きな広告効果を上げることも可能だからです。

しかし、冒頭の志布志市の例のように、ネガティブなイメージも瞬く間に拡散し、炎上する危険性があります。

インパクトで勝負することに気をとられ、多様な視点から「どうとらえられるか」を見失ったPRにならないようチェックが重要でしょう。

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