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お知らせ

偽サイトがオンラインカジノに誘導

インターネットサイトの住所ともいわれるドメインについて、気にしたことはありますか?

現在のインターネットでは、見たいサイトがある場合、まずは検索サイトに目的のサイト名や関連する語句を入れて検索することですぐに目的のサイトにたどり着けるため、サイトのドメインについて気にする人は少数派でしょう。

これはとても便利なことですが、その便利さが逆に悪用されることもあるのです。

2016年10月、愛媛県新居浜市運営する観光サイトにそっくりな偽サイトが「市の祭りのメインスポンサーとしてオンラインカジノのサイトから協賛金を提供いただくことになりました」などとうたい、巧妙にオンラインカジノサイトに誘導するようになっていたと騒ぎになりました。

旧ドメインで偽サイトを運営

5年ほど前から新居浜市では市の観光情報を発信するツールとして、市公式ページの一部としてではなく、独自にドメインを取得し、そのドメインで独立した観光サイトを運営していました。

2016年3月から新居浜市の公式サイト内に観光情報ページを含めることに変更したため、それまで使用していた【niihamakanko.com】というドメインは不要となり、同4月には年額約2万8千円のサーバーおよびドメイン使用契約を解除しました。

空き状態となったこのドメイン名を第三者が取得し、市の観光サイトと同じ画像を使用するなどしてそっくりなサイトを運営していたです。

第三者が新居浜市の観光情報ページと酷似したサイトを作成、公開したことは著作権の侵害であり、さらに新居浜市の公式HPからオンラインカジノに誘導するように思わせることは新居浜市の名誉を損なうこととなり問題があります。

しかし権利を手放し、空き状態となったドメイン名は、正式な手続きを経て手数料を支払えば誰でも取得することができます。

つまり新居浜市の観光サイトの旧ドメインを他者が取得すること自体は違法ではないのです。

最初にお話ししたように、現在インターネットを利用するうえでドメイン名はほとんど意識されません。

今回の新居浜市の担当者も、まさか不要になったドメインを誰かが取って悪用する、とは思いが至らなかったのでしょう。

現在、役所や企業が使用していたドメイン名は検索サイトの上位に表示されやすい傾向があります。運用されていた年数が長いほど、そのサイトへのリンクが多いほどドメインの価値があるとされるのです。

そういったドメインは、中古ドメインとして高額で取引されているのが現状です。悪意あって空いたドメインがないかを狙っていると連中も存在します。

必要なくなったドメインを放棄してしまったら、悪用されて被害に合う。

対策としては、今回のように他のドメインのサイトへ移行する場合もは、以前のドメインだけは一定期間は念のため保有しておくことです。ドメインだけの契約ですとそれほど費用はかかりませんから。

企業のPRの場としてインターネットの活用は常識となりましたが、ネットリテラシーの向上も必要不可欠な時代です。

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